まじめちゃんの生き方ブログ
真面目、完璧主義、神経質、不安症等々、とにかく生きづらいあなたへ
生き方・考え方(案)

仕事が楽しくない。楽しくないといけないの?

こんにちは、まじめちゃんです。

みなさん、お仕事は楽しいですか?

よく「3年経てば楽しくなるよ」なんて言われますが、本当でしょうか?

データによると、日本は世界で一番仕事に不満足な国だそうです。

出典:The Indeed Job Happiness Index 2016

どうして日本では仕事が楽しくないのでしょう?

そもそも、仕事は楽しくないといけないのでしょうか?

この2つについて、お話ししたいと思います。

どうして仕事が楽しくないのか?

特に日本人が仕事が楽しくないと感じる理由について、おおまかに3つに分けられると思います。

  1. 合理的ではない
  2. 仕事の意義が感じられない
  3. 大変・苦労している人が偉いという価値観

日本の会社は合理的ではないと思います。

年功序列で自分の価値に比例した賃金体系ではない、強制参加される無駄な飲み会、社内政治的な根回し(しかも時間が取られる)、いやな人間関係など

同一労働同一賃金など、国としてもどうにかしようとしているようですが、まだまだというのが正直なところです。

さらに、このような合理的ではない仕事や関係に忙殺されていると、自分のやっている仕事の意義を感じにくくなってしまいます。

なんでこんなことをしているのだろう?誰かのためになっているのかな?

そのような自問自答に陥れば、仕事が楽しいはずもありません。

また、日本には苦労した人や大変な思いをした人が偉いという風潮があります。

その風潮によって残業が美化されていたり、仕事で発揮した成果ではなく、大変は思いをしたかどうか、苦労したかどうかに評価の重きがおかれいてるように感じます。

仕事の苦労を無下にしているのではありませんし、プロセスを評価するなということではありません。

ただ、もし100の労力と50の労力で同じ成果ならば、同じ評価を受けるべきです。しかし、日本では同じ成果でも100の労力をかけた人(または、そのように見せかける人)がより評価されるようです。

より大変な人が評価される風潮だと、自然とより大変な方に進もうとしたり、「仕事は辛いものだ」と自己暗示をかけてしまいます。

これでは、仕事が楽しいはずがありません。

楽しく仕事をするにはどうしたらいい?

根本的な話に移ってみましょう。

人には、やりたいこと、できること、求められていることがあると思います。

一番幸せなのは、この3つが重なり合うものが自分の仕事になっている状態です。
(下図の中央赤枠オレンジ部分)

仕事が楽しくないと言う人は、やりたいことが離れていて

できることと求められていることの重なりの部分を、「やらなきゃいけないこと」として自分に課しているのではないでしょうか?

仕事は楽しくないとダメ?仕事が楽しくない人の本当の課題

車好きの人が車関係の仕事を目指すといったように、3つの円が重なるように取り組める人もいます。

けれど、やりたいこと=仕事になるとは限りません。

例えば、滝を見に行くのが好きな人がいたとしましょう。しかし、滝を見に行くことを仕事にするのは難しいですよね。

では、その人はどうしたらいいのでしょう?

結論から言うと、仕事を生きる手段として割り切り、仕事は楽しくなくてもいいと思います。

仕事が楽しくないという人の本質的な課題は、仕事が楽しくないということ自体ではなく、実はこの2つなのです。

  1. やりたいこと(自分の価値観)が見つかっていない
  2. 自分の価値観に沿った仕事を選んでいない

繰り返しますが、やりたいことが仕事にならなくても、仕事になるように目指さなくてもいいのです。
(もしそうなればとても幸せなことですが、無理に目指す必要はないという意味です。)

そもそも、他人に自分の行動の価値が認められ、ニーズがあるから仕事として成り立つ(金銭の授受が発生する)のです。

でも、好きなことは他人に認められるから好きになるのではありません。やりたいからやるのです。

むしろ仕事になる方が不自然かもしれません。

滝を見に行くのが好きな人、子どもを産んで自分の家族と過ごしたい人、世界中の甘いものを食べたい人 などなど、いろんな人がいます。

そのやりたいこと(価値観)に沿う仕事を選択すればいいのです。

価値観に合う仕事とは?

では、価値観に合う仕事を選択するとはどういうことでしょう?

仮に、甘いものに目がなくて世界中のお菓子を食べてみたいと思っている人がいるとしましょう。

彼女の場合、年に2回は海外旅行に行きたいと思っています。

そうなると、年に数回1週間以上の休暇が約束されていたり、休みが取りやすい仕事がいいということになるわけです。

その軸を持ったまま、あとは自分のスキル(できること)や相手が求めている役割(求められていること)、給与面などの条件を照らし合わせて決めればいいのです。

やりたいことと自分の生活スタイルを照らし合わせながら、考えてみましょう。

やりたいことが見つからない!わからない!

私にはやりたいことがない!どうやって見つければいいかわからない!という人は、こちらの記事に詳しく見つけ方を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

やりたいことが見つからない!やりたいことを見つける方法とは?こんにちは、まじめちゃんです。 みなさんは「やりたいこと」を持っていますか? 毎日仕事に家庭に忙殺されていると、そんな自分が...

難しいことはありません。

自分の心の動きを素直に捉えて、行動に移していくことが肝要です。

最後に…

私が社会人になったばかりで、仕事が大変だった頃、よく「3年も経てば楽しくなるよ!」と励まされました。

そういう方ももちろんいらっしゃるとは思いますが、個人的には嘘だと思います。

私は何年経っても大変だったし、辛かったし、仕事をしていて楽しいと思ったことはありません。

それは私がまじめで完璧主義すぎる性格だからということもありますが、何のために働いているのか?自分の大事なものは何か?がわかっていなかったからだ思います。

今、フリーランスのコンサルタントとして働いています。苦しかった時と同じような仕事ですし、これは私のやりたいことではありません。

でも、他に自分のやりたいことができたので、仕事は仕事、やりたいことはやりたいことと割り切って、穏やかな気持ちで過ごすことができるようになりました。

仕事はお金をいただくことですから、責任を持って取り組むことは大前提です。

ただ、仕事は楽しくなくちゃいけない!ということはなく、人生の楽しみは他のところで見つけてもいいのではないでしょうか。

ABOUT ME
majimechan
真面目、完璧主義、神経質、考えすぎ等々言われ続けてきたアラサーコンサルタント。 外資コンサル時代の休職期間を経て、様々な考え方を取り入れながら、少しずつ生きやすくなってきたことを実感。 20代ながら現在社内最大プロジェクトを責任者として成功に導き、2020年4月からフリーランスとして活動開始。年間約120冊の本を読む本の虫 。
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