こんにちは、まじめちゃんです。
みなさんは過去に後悔したことはありますか?
将来に不安はありますか?
ない!という方はいないと思います。
過去を思い出して苦い味を噛み締めたり、将来の漠然とした不安が頭をよぎったりするのは、おかしいことではありません。
それでも、それらにずっと囚われるのは健全とは言えません。
そういう思いに襲われた時、どのように考えればいいのかをご紹介したいと思います。
ただ今を精一杯生きることが大事
以前、悩みが頭を駆け巡って眠れない時の対処法をご紹介しました。
こちらはより具体的な対応方法を紹介していますので、合わせて読んでみてください。
さて、
過去の失敗や後悔を思い出して、あ”ー!とのたうちまわってしまう
将来自分がどうなるのか不安になってしまう、
そんな方々に、一夜賢者の偈という仏教の詩を紹介します。
(以下はいろんなサイトなどを参考にしながら、私が現代語訳してみたものです。)
過去を追うな
未来を願うな
過去はすでに捨てられ、未来はまだ来ない
だからこそ、ただ現在存在するものを、ありのままによく見るべし
揺らがず、動じることなく、目の前にあることを見極め、実践すべし
今日まさになすべきことを、ただ熱心になせ
誰が明日死ぬことなど知ろうか
このことをよく理解している者は、昼夜気を抜かず、心を込めて実践している
このような者を一夜賢者といい、また心しずまる者という
要するに、いくら過去を後悔しても、未来を悲観しても、
今できることは、今を精一杯生きることしかないのです。
誰が明日死ぬことなど知ろうか
その通り、あなたは明日死んでしまうのかもしれません。
それなのに、過去を悔やんだり、来てもいない未来を憂いても、
はっきり言って、時間の無駄です。
とはいっても…という方もいらっしゃるかもしれません。
私は、一時期この詩を紙に書いて、部屋に貼っていました。
そして、過去の後悔や未来の不安に襲われた時に、この詩を口に出していました。
そうするうちに、自分の中でしっくり来て、「今を頑張ればいいんだ」と気持ちを切り替えることができました。
そこまでしなくてもいいかもしれませんが、例えばスマホの写真にこの詩を入れておいて、
やばいなと思ったら見る、という習慣を繰り返すだけでも、少しずつ変わっていくと思います。
みなさんが、少しでも生きやすくなりますように。
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