こんにちは、まじめちゃんです。
みなさんには許せない人はいますか?私にはいます。
例えば、私を休職に追い込んだ当時の上司などです。
詳しい話はこちら↓の記事を読んでみてくださいね。
仕事でもプライベートでもいろんな人と関わっていると、誰にだってどうしても許せない出来事はおこりうると思います。
許せない気持ちに囚われているのが良くないとわかっていても、どうしようもない…
そんな時の考え方を紹介したいと思います。
許せなくてもいい。「どうでもいいや」をめざす。
許せない出来事に出会ったとき、「許す」か「許さない」かの二択になってしまいがちです。
しかし、何か嫌なことや自分が被害にあった場合、そう簡単に許せるものではありません。
許せない思いや怒りに囚われてしまいがちです。
許そう!と思っても、「自分は悪くないのに、どうして許さないといけないの?」
「あいつが悪いのに、慈悲を与えるわけにはいかない」
「あいつが悪いことをしたのだから、ずっと許されずにいるのは当然の報いだ」
などなど、考えてしまわないでしょうか。
そんなことを考えているうちに、許せない自分が嫌になったり、場合によっては周りに「そんなに気にすることなの?」と言われることがあるかもしれません。
許すかどうかで解決策を見つけようとすると、苦しむことになります。
なので、許すか許さないかではなく、「どうでもいい」という状態になることを目指しましょう。
そもそも、誰かに騙されたり、傷つけられたりしたら、簡単に許せるものではありません。
許すために努力しようとしても、自分の本心とは違う方向に向かおうとしているので、頭と心が整合せず苦しむだけです。
そういう時は、別のことに意識を向けましょう。
自分の好きなことや楽しいことに目を向けたり、ベッドに入って眠りましょう。
許せないことをずっと考え続ける必要はないのです。
他のことに目を向けているうちに、「どうでもいいや」と思えるようになることを目指すのはどうでしょうか?
あなたを癒す人はあなたを傷つけた人ではない。
他のことに目を向けよう!となると、傷つけた相手はのうのうと生きているのに、そんなことはできない!
傷つけた人は何らかの報いを受けるべきだ!と思うかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。あなたが許さないと決めていても、その相手はピンピンしているのではないでしょうか。苦しんでいるのは、あなただけではないでしょうか。
なかには、傷つけた相手が自分に謝らないと気が済まない!と考えている人もいるかもしれません。
私もそういう思いに捕まることがありますが、そんな時、この本に書いてあったことを思い出します。
ある日あなたが帰り道で強盗に襲われて怪我をしたとします。あなたがしようとしていることは、その強盗に戻ってきて怪我の手当てをさせようとしていることと同じです。しかし、強盗が戻ってくるわけがありません。そんなことをしている間に、周りの人に助けを求め、救急車を呼んだ方がいいのは当然です。あなたの怪我を癒してくれるのは、お医者さんたちや看護師さんたちです。あなたを襲った強盗ではありません。
あなたの許せないという気持ちも同じです。
あなたの傷ついた気持ちを癒すのは、あなたを傷つけた人ではありません。
あなたと一緒に楽しい時間を過ごしてくれる人、あなたを愛してくれる人です。
許せない、許せない、と思ってしまったら、YouTubeを見たり、仲のいい友達とおいしいご飯を食べに行ったり、自分を大事にする行動をしてみてください。
「どうでもいいや」までには時間がかかる。
最後にお伝えしたいことがあります。
許す・許さないではなく、「どうでもいいや」を目指しましょうと書きましたが、その気持ちに到達するには時間がかかります。
何年も経って初めて、「もうどうでもいいかな」と思えるようになることもあります。
それでも、許さない!と思い続けると、永遠に怒りから解放されないことになります。
ですから、難しいことではありますが、気長に取り組んでみてください。