こんにちは、まじめちゃんです。
突然ですが、みなさんは今のご自分の状態に満足していますか?
明確な大きな悩みを持っている人もいるでしょうし、何か大きな問題があるわけではないけれど、漠然と不安や不幸か気持ちになっている人もいるでしょう。
そもそも、幸福の正体とは何なのでしょう?
どうして人は不幸や不安を感じやすいのでしょう?
その理由と対策を紹介していきます。
幸せの条件とは?
そもそも幸福・幸せとは一体何なのでしょう?
幸せの条件とは何なのでしょう?
その答えがこのセリフの中に書いてあります。
みなさんは、このセリフを聞いたことがあるでしょうか。
幸福な家庭はどれも似通っているが、不幸な家庭はそれぞれの形がある。
この小説は、簡単に言うとアンナ・カレーニナという美しい人妻が不倫に走り、破滅へ向かうお話です。
(興味のある方は、ぜひ読んでみてください。)
■小説
■漫画
この一文に幸せの正体が凝縮されています。
つまり、幸せとは全ての条件が満たされていることなのです。
カジノなどにあるスロットを思い浮かべてみてください。
スロットでは3つのマークが揃って初めて、コインが出て来ます。
人が考える幸せも同じです。
経済状態、人間関係、健康の3つがすべて満たされている状態を人は幸せと呼ぶのです。
1つでも欠けていたら、幸せとは言えないと考えがちですし、
満たされていない場合、経済状態に悩みがある人、人間関係に悩みがある人、健康に悩みがある人などそれぞれ状況は異なります。
だから、幸せの形は似通っていて、不幸の形はそれぞれなのです。
他人との比較は不幸や不安の元
では、なぜ人は自分にはこの条件が揃っていないと思うのでしょうか?
揃っていないことをどうやって認識しているのでしょうか?
それは、他人と比較しているからです。
あいつは年収1000万も稼いでいるのに、俺は400万しかないから不幸だ。
彼女は結婚しているのに、私は結婚していないから不幸だ。
他のみんなな外で遊べるのに、自分は入院しているから不幸だ。
こうやって自分と他人を比較して自分にないものを探し出してしまうことが、不幸や不安の元になってしまうのです。
他人との比較をやめるには?
他人と比較してしまうことが、幸せへの妨げとなっているとわかったところで、どのようにその呪縛から逃れればいいのでしょう?
人はコミュニティの中で生きていますから、もちろんこれは簡単なことではありません。
しかし、できないことが何もないというわけではありません。
ここでは2つのポイントを説明します。
①ないものに目を向けない
周りを見渡すと自分にはないものを持っている人はたくさんいます。
優しい家族、見た目の美しさ、学歴、知性、健康、ハイスペックは恋人、大企業のキャリアなど、言い出したらきりがありません。
でもいくら周りを羨んでも、残念ながら、ないものはないのです。
中には重い病気になってしまったり、不慮の事故にあってしまう方もいると思います。
しかし、冷酷な言い方をしてしまいますが、思い切り悲しんだあとにその事実を受け入れるしかありません。
「どうして私が…?」「何も悪いことなんてしてないのに」
私も精神を病んで辛い経験をしているので、気持ちはよくわかります。
しかし、失ったものが戻らないのも純然たる事実なのです。
気のすむまで落ち込んでから、ないことをゆっくりと受け入れ始めてください。
さらにもう一つ、こう問いかけてください。
これがないと本当に幸せになれないのか?
例えば、年収1000万の人を羨んでいるとして、あなたには本当に1000万必要なのでしょうか?
1000万稼いでいる友人は、もしかしたら友人や家族との時間など、他のものを犠牲にしているかもしれません。
一つ覚えておいて欲しいのは、他人に近づいたからといって、あなたの幸せを保証してくれるわけじゃないということです。
毎日23時まで働いて年収1000万確保することと、年収400万だけど家族との時間を確保できること、どちらが幸せかは人によります。
誰かと比較する前に、本当は自分が何を求めているのか、立ち止まって考えてみてください。
②ないものが気になるなら、行動する!
そうはいってもやっぱり自分には何か足りない気がする。
そう思ってしまう人は、行動しましょう!
他人との違いを嘆いていても、何も変わりません。
現状を変えたいのであれば、方法は一つしかありません。行動するしかないのです。
例えば、
- 痩せたいのならダイエットを始める
- 年収を上げたいなら、転職活動をする、副業を始める
- 結婚したいなら、婚活してみる
何も行動せずに他人を羨んでいるのは、可能性の中に逃げ込んでいるだけです。
- 出会いさえあれば、私も結婚できるはず。
- 他の会社に行けば、もっと評価されるはず
あなたはの周りにも、こういうことを言っている人はいませんか?
こういう人は、「自分はまだ本気出していないだけ症候群」にかかっています。
行動すると自分が逃げ込める可能性がなくなってしまいますから、人は無意識に行動を拒みます。
でも安心してください、行動することは怖いことではありません。
行動してみると確かに自分の理想や甘えが打ち砕かれることがあります。
しかし、自分がやらなければいけないことが明確になるのです。
やることが明確な方が迷わずにすみます。私は行動を始めるようになってから、むしろ不安や不幸な気持ちが減りました。
もしあなたがないものがどうしても気になる、自分が幸せになるにはどうしてもこれが必要!と思うのなら、勇気を出して一歩踏み出してみてください。