こんにちは、まじめちゃんです。
皆さんは、「なんかよくわからないけど、疲れている…」という時はありませんか?
仕事が特別忙しいわけでもない
何か大きな悩みがあるわけでもない
なのに、なんだか疲れている、疲れが抜けない。
その原因は、自分ルールに囚われていること、自分でどうにかできないことをどうにかしようとしていること、この2つです!
一体どういうことなのか、見て行きましょう。
気づかないうちに自分ルールに囚われてない?
生活しているうちで、だんだんと生活のパターンやルーティンができていくものです。
パターンが決まっていれば、いちいち考えずに済みますから、過ごす上でとても楽です。
でも、いつの間にかそのパターンが義務になってはいませんか?
本当はやりたくない、またはやらなくてもいいのに、「自分で決めたことだから」と無理やりルールを守ろうとしていませんか?
それは余計疲れるだけです。
例えば、私の場合は、以下の自分ルールがありました。
- 朝は6時に起きないといけない
- 朝ごはんはきちんと食べないといけない
- 朝7時には家を出ないといけない
- お昼はみんなと食べないといけない
- 夕ご飯はきちんと作らないといけない
- 1日30分は英語の勉強をしないといけない
- 2、3日に一回はヨガと筋トレをしないといけない
- 夜9時になったらお風呂に入らないといけない
- 1日2時間は本を読まないといけない などなど
これはあくまで例ですが、みなさんも気づかないうちに細かいルールに囚われているのではないでしょうか。
さて、ここで問題です。
この中で、絶対に守らないといけないルールはどれでしょう?
正解は、一つもありません!!!
例えば、7時に家を出ないといけないというルールですが、私の場合、実は8時過ぎに出れば出社時間には十分間に合うのです。
(心配なので、早めに出社しているだけ)
夕飯も毎日作れたら素晴らしいですけど、たまにはコンビニで買ったり、出前を頼んでもいいんです。
絶対にこうでなきゃいけない!ということは、実はほとんどありません。
ぜひご自分の1日を振り返って、自分ルールを洗い出してみてください。
そして、それが本当に必ず守らなければならないルールなのか、考えてみてください。
実は、絶対に守らなきゃいけないルールなんてほんの少ししか残らないと思います。
もう一つ大事なことがあります。
それは、ルールを守れなかった自分を責めない!ということです。
ルールが守れなかったら、
「まあそんな日もあるよね!」
「完璧じゃないわたしも可愛いじゃん!」
などと口に出して、決して自分を責めないでください。
それは一体誰の問題?自分ではどうにもできないことをどうにかしようとしていない?
自分ルールは、あくまで自分の問題でした。
では、対人関係についてはどうでしょう?
対人関係で疲れているという人は、総じてこのような傾向があると思います。
それは、
自分ではどうにもできないことを、どうにかしようとしている!
例を挙げてみましょう。
あなたは部下にあるタスクを任せました。
あなたにはあなたなりの、ベストだと思うタスクのやり方が頭にあります。
しかし、任された部下はあなたとは違ったやり方で仕事をしようとします。
あなたは何度か注意しますが、部下はいうことを聞かず、自分なりのやり方で仕事を進めようとします。
あなたは自分の言うことを聞かない部下に苛立ちを募らせます。
このようなシチュエーション、実はよくあるのではないでしょうか?
部下を自分のパートナーと捉えてもいいかもしれません。
さて、いくらあなたが上司であっても、パートナーであっても、物事の取り組み方を強制することはできません。
つまり、彼らの取り組み方については、「自分ではどうにもできないこと」なのです。
自分ではコントロールできないこと(この場合は部下の仕事の仕方ですが)、それをどうにかしようとするから、疲れてしまうのです。
ところで、みなさんは「嫌われる勇気」という本をご存知でしょうか?
とても有名な本ですので、名前くらいは聞いたことがある方も多いと思います。
そこに、課題の分離という考え方が出てきます。
つまり、その課題は誰のものなのか?
もっと言えば、その課題の結果の責任を負うのは誰なのか?ということです。
上記の例の場合、もし自分のやり方でうまくいかなかった場合、おそらく部下の評価は下がるでしょう。
つまりその結果は、部下自身が負うのです。だから、その課題は部下の課題ということになります。
しかし、部下の失敗は上司が責任を取らないといけない。
だからこの課題は上司のものではないか?
そう思った人もいるかもしれません。
それには2つのポイントがあります。
課題の分離の考え方 2つのポイント
- 課題の分離は、見捨てるということではない課題の分離というと、自分は自分、他人は他人と切り捨てることだと捉えられるかもしれません。しかし、そうではありません。
特に上司と部下、親子などの場合、相手が気づいていないリスクや懸念を伝えずに放っておくのは、逆に無責任だと思います。
必ず、伝えるべきことは伝え、自分が味方である、門戸を開いているという意思を見せましょう。
その上で、相手に選ばせるのです。
「嫌われる勇気」ではこんなことわざが紹介されています。
『馬を水辺につれていけても、水を飲ませることはできない』
水を飲むかどうかはその人次第なのです。それを忘れないでください。 - 自分がフォローできる範囲の仕事を割り振るこれは仕事に関してのみの話です。大前提として、部下に仕事を任せる時は、自分で責任を取れる範囲で任せることが重要です。
例えば何かミスをしたり、想定外の自体が起きた時、どこまでなら自分でフォローできるかを把握しておくことが上司としての役目です。
もし部下がミスをしたくらいで自分の立場があやうくなるようなタスクの切り出し方をしているのなら、それは上司としてのあなたのミスです。
何かが起きても一緒に責任を取れる範囲でタスクを任せ、アドバイスをしつつ、部下に任せる、そのスタンスがこころ穏やかに仕事ができるポイントです。
さて、いかがでしたでしょうか。
なんだか疲れているなーという人は、身に覚えがあることが多かったのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。
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