こんにちは、まじめちゃんです。
前回は、私の就活から外資コンサルでの仕事の話を通じて、承認欲求の話をしました。
「誰かに認められたい」という思いは自然なことだけど、それを求める相手を見極めることが大事なのです。
なぜなら、あなたの頑張りを搾取し、つぶしてくる人(クラッシャー)が存在するからです。
詳しくは以下の記事を読んでみてくださいね。
今回は休職中の過ごし方や家族との関係について、お伝えしたいと思います。
休みたいけど、休めない。そんな人に必要な少しの勇気。
仕事がもう限界…
休職したいけど、仕事が…
という方がいるかもしれません。
もし休みたいのに休めないという人
しんどいけど無理して仕事に行かなきゃ…という人は、
まず近くの心療内科に勇気を出して行ってみましょう。
そこで自分の状況を素直に話し、「休みたい」と言ってみてください。
その先生にもよるとは思いますが、本当に休んだ方がいい状態なら、きちんと診断書をだしてくれるはずです。
「でも、やっぱり仕事が…」という方へ
あなたの健康より大事な仕事とは何ですか?
もしあなたが自分の健康を犠牲にして働いても、クラッシャーはあなたに報いてくれることなんてありませんよ。
あなたがすべきことは、休むこと!それだけです。
あなたは今病気なんです。いつものあなたではありません。正常ではないんです。
それを知ってください。
病気の時、治すために休むのは当たり前のことです。
休職中はとにかく休むこと!まずは回復に努めましょう。
さて、私は休職中何をしていたのか?
答え:寝ていました。
最初の方はずっと寝ていました。たぶん14時ぐらいまで寝ていたと思います。
主治医から
「最初はすごく寝ちゃうだろうけど、そういう病気だからね。自分を責めないでね」
と前もって言われていたので、私は「こんなものなんだな…」としっかり休むことができました。
ですので、もし休職されていて、すごく寝てしまう人がいたら、それは怠けているのではありません。
傷ついたところを治すために、睡眠が必要なんです。
まだ休職はしていないけど、休日お昼過ぎまで寝てしまう方、
そういう方は要注意です。
あなたは疲れすぎているのかもしれません。
長い時間眠った後、起きてもただぼーっとしたりする日々が続きました。
私は読書が趣味なのですが、最初のうちは読もうとしても思考が文字の上を滑ってしまい、読むことができませんでした。
本当に抜け殻みたいでしたし、正直このころの記憶はあまりありません。
少し回復すると、外にでるようになりました。
休職していたと言うと、「海外旅行行った?」と聞かれることがありますが、そんな余裕はありません。
最初は少し電車に乗るくらい。
大丈夫になってきたら、隣の県くらいまで足を延ばしてみる、という感じでした。
休職中の家族との関係
当時私は実家に住んでいました。
休職当初は、当然両親は心配していましたし、「ゆっくり休んだ方がいい」と言ってくれました。
ところが、少しずつ回復し始めると徐々に風向きが変わり、プレッシャーを感じるようになりました。
多少行動できるようになったとはいえ、内面的な回復にはまだまだ時間がかかる状況でした。
しかし、両親は外を出歩けるなら仕事にも復帰できるはずと考えていたようです。
次第に、「いつ復帰するの?」と急かされるようになりました。
私は自分が本調子じゃないことがわかっていましたし、厳しい職場なの心から大丈夫だと思えるくらいまで治して、復帰したいと思っていました。
そう伝えた私に、母はこう言ったのです。
「でも、あなたがこうやって休んでいられるのは、お父さんが働いているからだからね?」
「他のみんなは、あなたが休んでいる間も働いているんだからね?」
尋常じゃないほど働いていたことも
急激に体調が悪くなっていったところも
プロジェクトを終えて家で倒れたことも
全部知っているし、見ているのに、どうしてこういうことが言えるんだろう?
どうして責められないといけないんだろう?
私はとても傷つき、部屋で一人泣きました。
休むために必要なこと
私は味方がいないと思いました。
家族と一緒に住んでいるのに、とても孤独でした。
結局居心地が悪すぎて、完全に回復しないうちに復帰することになりました。
親からしてみれば、ただ心配だったのだと思います。
でも、心配だったら何を言ってもいいわけではありません。
もしあなたのお子さんやパートナーが仕事に疲れて休みたいと言ったら…
決して止めないでください。
逃げるべき時や休むべき時が人にはあるのです。
そして、それを決めるのはあなたではありません。本人です。
もしあなたのお子さんやパートナーが休んでいるのなら…
どうか見守ってあげてください。
心配するのはわかります。早く復帰してほしいという気持ちもあると思います。
でも、回復には時間がかかるものなのです。
どうしても不安や心配が消えないというのであれば、期限を設けるのがいいと思います。
半年、1年、その期間は好きに過ごしてもらう。
その期間が過ぎてもまだ休みが必要だということならば、話をしてもいいと思います。
ただし、責めるようなことはしないでください。
「まずあなたはどうしたい?」と聞いてあげてください。
休んでいる人が一番自分を責めているのです。
どうか追い打ちをかけないでください。
もしあなたが休んでいて家族やパートナーとの関係にぎくしゃくしているなら…
「どうか見守ってほしい」と伝えてみましょう。
それが難しいなら、このブログを見せてみたらどうでしょうか?
それでもまだ苦しければ、少し距離を置いてみましょう。
本当は家具備え付けのウィークリーマンションや、カプセルホテルに数日泊まれれば一番いいのですが、一日数時間漫画喫茶やカフェなどで家族やパートナーと距離を置くのもいいと思います。
大事なのは、自分の人生は自分のためにあるということです。
上司のためでもなければ、家族やパートナーのためではありません。
自分の回復のための休む権利を阻害できるはずがないのです。
きちんと休んで、しっかり回復してから、また進み始めましょう。
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