まじめちゃんの生き方ブログ
真面目、完璧主義、神経質、不安症等々、とにかく生きづらいあなたへ
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休職後の過ごし方。進退を決める時。

こんにちは、まじめちゃんです。

前回、私が休職中のことについて、書きました。

いくら家族であろうとパートナーであろうと、休む権利を人から奪うことはできません。

自分で休むべき時を決めましょう、という話でした。

詳しくは、こちらを読んでみてくださいね。

休職するとどうなるの?家族との関係こんにちは、まじめちゃんです。 前回は、私の就活から外資コンサルでの仕事の話を通じて、承認欲求の話をしました。 「誰かに認め...

今回は、休職復帰から退職に至るまでについて、お話ししたいと思います。

休職後の過ごし方は、とても重要です。

自分の復帰条件をきちんと提示してから復帰しましょう。

また、残るか辞めるか決めなければならない時、自分にとって大事なことを考えてみてください。

復帰までのリハビリ

実家住まいだった私は、家族に復帰を急かされ、居心地の悪い毎日を送っていました。

「回復なんてまだまだだけど、家にいるのもしんどい!それならさっさと復帰した方がまし!」

そんな気分でした。

でも、産業医は私の復帰をすすめませんでした。

(私の当時の状態を考えれば当然のことですが。)

どうしてもと言うなら、リハビリをするようにとのことでした。

私がしたリハビリとは以下のことです。

  1. 通勤時間に起きる
  2. 通勤の満員電車に乗る
  3. カフェかどこかで数時間PCで作業をする
  4. ①~③を平日繰り返す
  5. ④を1か月続ける

1か月続けることができたら、復帰してもいいよ、ということでした。

正直結構な無理をして1か月リハビリをやり遂げ、復帰を果たしました。

でもよく考えたら、おかしな話なんですよね。

本当はまだ復帰できる状態ではないし、本心ではまだ復帰したくないと思っているのに、居心地が悪すぎて無理して復帰する。

今思えば、本末転倒だったと思います。

もし今休職されている方がいたら、無理せず休まれた方がいいと思います。

ただ、このリハビリは私にとって非常にいいものでした。

休んでいる期間から復帰するにあたり、このリハビリによって、徐々に働くモードになっていったからです。

もし復帰を考え始めているなら、リハビリをやってみてください。

復帰するときは、復帰の条件を伝えること

私にとってラッキーだったのは、復帰する時、周りの上司が私の体調を気遣ってくれたことです。

注:上司というのは、私をつぶしたクラッシャー上司とは別の人です。

産業医からも残業制限を付けてもらったうえで、まずは社内の軽めの仕事から復帰しました。

社内の仕事とはいえ、すでにこの会社で数年働いていて、勘所はつかめましたのでやりやすかったです。

その後、残業を制限しながら、新しいプロジェクトに参画しました。

ありがたいことに一緒に仕事をし始めた上司と相性がよく、仕事はとてもやりやすかったです。

私が復帰をして思ったのは、きちんと会社側に復帰の条件を伝えるということです。

私が伝えたのは、以下のことでした。

  1. 復帰早々、残業は無理
  2. クラッシャー上司とは二度と一緒に仕事をしたくない(共演NG)

伝えにくいこともあるかと思います。

そんなことを言ったら、「会社に悪く思われるかも」と不安になるかもしれません。

でも、自分を守れるのは自分だけなんです。

誰のためでもなく、自分のために勇気を出してみましょう。

産業医などを巻き込んで、彼らから打診してもらうのもいいと思います。

もし復帰の条件がはねつけられてしまうなら、転職を考えたほうがいいと思います。

休職中に転職活動なんて…と思う人もいるかもしれませんが、自分をつぶした会社に義理立てする必要などないと私は思います。

自分の人生は自分のものです。

会社に残るか・辞めるかの決断

さて、私の場合は幸いにも復帰後おかしな働き方をさせられることもなく、比較的平和に過ごしていました。

復帰から1年以上経った後、私に管理職の打診がありました。

とてもありがたいことです。

休職経験者はそのような道が閉ざされてしまう場合もあるでしょうから、そう考えると良心的だったのでしょう。

でも、私は管理職になりたくなくて、断りました。

理由はいくつかあります。

  1. 管理職以上が死ぬほど働いている働き方改革が叫ばれる中、管理職未満の社員を守るために、管理職にしわ寄せがいっている
  2. 最終キャリアの到達地点である役員に私はなりたいのか?私の会社の場合、キャリアの最終ゴールは役員ということになりますが、そのポジションにあまり魅力を感じませんでした。会社のために大きな数字と責任を負う立場。

私のクラッシャー上司を擁護するつもりは微塵もありませんが、過度に数字を追い求めやすい仕組みになっているのは事実です。

(だからといって、パワハラをしていいわけではありません。同じ立場でも部下を守れる人もいるのですから。ただ、仕組みの影響もあるというだけです。)

この会社での将来を考えたときに、私はこう思いました。

自分がされて嫌だったことを、私はしないといけないの?

この疑問にぶつかった時、私は会社を辞める決断をしました。

いくらお金をたくさんもらっても、自分の譲れない思想を守れないのなら辞めるべきだと判断したのです。

もちろん、お金のためなら大体のことは何でもできるという人もいるでしょう。

家族がいるから、そんなに簡単に職を変えられないという人も。

でも、一度考えてみてください。

もし残るか辞めるかの岐路に立った時、自分個人としてどちらの道がより後悔しそうですか?

どちらの方が、より大事なものを犠牲にしそうですか?

深呼吸してそこをよく考えてみたら、新たな考えに気付くかもしれません。

ちなみに私は次の会社を決めることなく辞めてしまいましたが、それはまったくおすすめしません(笑)

そのお勧めしない理由については、次回お話ししたいと思います。

ABOUT ME
majimechan
真面目、完璧主義、神経質、考えすぎ等々言われ続けてきたアラサーコンサルタント。 外資コンサル時代の休職期間を経て、様々な考え方を取り入れながら、少しずつ生きやすくなってきたことを実感。 20代ながら現在社内最大プロジェクトを責任者として成功に導き、2020年4月からフリーランスとして活動開始。年間約120冊の本を読む本の虫 。
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