こんにちは、まじめちゃんです。
みなさんは本を読みますか?
本は自分の考え方を広げたり、現実とは違う世界に連れていってくれます。
読書が習慣になっている人もいれば、あまり読まない人もいると思いますが、今回は読書初心者にオススメしたい本を紹介します。
角田光代「さがしもの」
私が今回読書初心者のかたにおすすめしたい本は、角田光代さんの「さがしもの」という本です。
あまり読書をしない人も、角田光代さんのお名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
映画化され、日本アカデミー賞最優秀作品賞など様々な賞を受賞した「八日目の蝉」を書いたのも角田光代さんです。
角田光代さんの作品は、少しサスペンスチックな味があるものの、基本的にはヒューマンドラマです。
今回紹介する「さがしもの」という小説は、本を題材にした短編集です。
何度売っても自分の前に現れる本の話
同じような本を好きになったカップルの話
「この本を探してくれないと死んでも死にきれない」と祖母に頼まれて本を探す女の子の話
などなど、実際にはあり得なさそうのだけど、共感したり、ぽっと心が暖かくなる話ばかりです。
読書初心者へのおすすめポイント
この本を読書初心者の方へおすすめいしたいポイントは2つあります。
1つは、短編集であること。
読書が苦手な方、なかなか本に手が伸びない方は、過去に1冊の本を読みきれず挫折してしまった経験があるのではないでしょうか。
この本は短編集ですので、とても読みやすいです。1編20分程度で読めると思います。
人によっては通勤時間で何編か読めると思います。
1話で完結しますので、読みきれないというストレスが起きにくいですし、
1編読んだ後に本を閉じて、気が向いた時に再開するのも容易かと思います。
2つ目のポイントとして、角田さんの書き方は難解な表現がなく読みやすいということです。
本というと、難しい言葉で書かれているとイメージされている方もいるかもしれません。
しかし、角田さんの本は、やわらかく、難解な表現もないので、初心者の方もスラスラ読めてしまうと思います。
今は家にいる時間も長いと思いますから、これを機に読書を始めてみてはいかがでしょうか?