こんにちは、まじめちゃんです。
みなさんは自分に自信を持てていますか?
胸を張って「持ててます!」と言える人は、少ないのではないでしょうか。
私も自己肯定感が低く、自分に自信が持つのが難しい人でした。
今もその傾向が強いのですが、いろんな経験や本で学びながら、少しずつ自分を変えてきました。
今回は、年間約120冊の本を読む私が、自信を取り戻すのに役立った本をご紹介します。
自分に自信を持てないとどうなる?
本の紹介の前に、自分に自信を持てないと一体どうなるのでしょう?
私の場合は、このような状態でした。
- 他人の評価=自分の評価になる
- 自分に異常に厳しくなる
- 理不尽なことがあっても怒れない
- 自分で決められない
- やりたいことが、見つけられない
- 小さな失敗に落ち込む
- 人の言葉に一喜一憂する
- 物事を正しいか間違っているかで判断しようとする
自分に自信がないということは、「自分の人生をコントロールできていない」ということだと気付きました。
つまり、「自分の人生を生きていない」のです。
自分の人生を取り戻すために、自分に自信を持つということは必要不可欠なのです。
「自分に自信を持つ方法」
それでは、自分に自信を持ち、自分の人生を取り戻す一助となる本を紹介します。
それは、「自分に自信を持つ方法 満たされた人生に変える10のレッスン」です。

あらすじ
安住の地から外の世界に飛び出さなければ、最高の自分と出会って本当の人生を生きるのは不可能なのだ
こんな少し厳しい言葉から、この本は始まります。
そして、人生にはレベルがあるとも、この本は語ります。
レベル1は、鳥かごの中の人生
過去や他人の期待に囚われている人たち。
レベル2は、適度な環境に生きる人生
仕事や努力に合った恵まれた環境で適度な人生を送っているが、世界が面白味を失ったように感じる人たち。
レベル3は、満たされた人生
世界は成長と進歩の可能性に満ちた、ワクワクした場所だと感じる人たち。
あなたは今どのレベルにいるでしょうか?
レベル3に到達したくはないですか?
自信に満ち溢れた人生とは、生きることに対しての活力、熱意、情熱がすべて高いレベルにある状態と定義されています。
その満たされた人生とは、「10の行動意欲」が働いた状態で実現されるのです。
その行動意欲を働かせるために、何をすればいいのか、この本には実践方法としてふんだんに盛り込まれています。
この実践方法に取り組んでいけば、少しずつ自分に自信を持ち、満たされた人生を送れるようになるはずです。
「自分に自信を持つ方法」のおすすめポイント
この本を私がおすすめするのには、3つのポイントがあります。
①説明がわかりやすく、読みやすい
心理学の本というと、なんだか小難しい印象を受けるかもしれません。
しかし、この本は難しい言葉は使わず、誰にとっても読みやすい文章です。
スルスルと頭に入ってきます。
例えば、以下は10の行動意欲の中の「つながりへの行動意欲」に関する文章の一部です。
私たちは、誰もが周りの人たちとつながりたいと思っている。
現代社会は、ソーシャルメディアのおかげで、これまでなかったほど多くの人々につながっているが、それゆえに表面的なものになっている。
あなたは、そのうちの何人が本当につながっているだろうか。
人とのつながりは、自分がどのような仕事をしているかと同じくらい、あなたの幸せに関係している。
ね?読みやすいでしょう?
このようなわかりやすい文章が続くので、読書があまり得意でない人にとっても、読みやすいはずです。
②事例が多く、共感できる
この本の中には、たくさんの事例が紹介されています。
それは、筆者自身の体験談であったり、筆者がカウンセリングをしたクライアントであったり、様々です。
例えば、
- 成功しているはずなのに、無力を感じる女性
- 強がり、思いやりの心を持てない男性
- 人とのつながりを感じられない少年 など
その事例の中には、きっと共感できるものがあるはずです。
その共感する部分だけ読んで、自分の生活に生かすという方法もありだと思います。
③具体的な実践方法が書かれている
私がこの本をおすすめする最大の理由、それは具体的な実践方法が書かれていることです。
自分に自信を持つことが、人生にとって重要なことだ、ということを否定する人はいないでしょう。
しかし、自信を持つことが大事だといくら繰り返されても、そのためにはどうしたらいいのか、わからないと意味がないのです。
この本では、満たされた人生にするためには、10の行動意欲を持つことが必要だと説いています。
- 基本的な行動意欲(安定と安心感をもたらす)
①コントロールすることに対する行動意欲
②能力への行動意欲
③一致への行動意欲
④思いやりへの行動意欲
⑤つながりへの行動意欲 - 前進するための行動意欲(自分に喝を入れ、最後に満足感をもたらす)
⑥変化に対する行動意欲
⑦挑戦に対する行動意欲
⑧自由に表現する行動意欲
⑨貢献に対する行動意欲
⑩意識に対する行動意欲
それぞれの行動意欲に対して、その意欲を持つために必要な実践方法が3つずつ記されています。
いきなり全ての実践方法に取り組まなくてもいいのです。
自分のできそうなものを取り組むだけでも、少しずつ変わっていけるはずです。
本を全体的に一読して、自分に足りない意欲を見つけて、その実践方法を生活に取り入れるという方法もあります。
例えば、③一致への行動意欲とは、自分をもっと評価し、最高の自分や自分の可能性に一致した行動を取ることへの意欲です。
あなたにはその意欲が足りていないとしましょう。
その意欲を持つための、実践方法が3つ記されています。
- 新しい自分自身の基準を設定する
- 心のメーターを設定する
- 約束を守り、最後までやり通す
「新しい自分自身の基準を設定する」に取り組むとして、
具体的には、以下のように記載があります。
まずは、あなたが人として何者であるかを定義する3つの言葉を選んでいく。
数分間、今後あなたが生活の中で、自分を定義するために使う可能性のある言葉をいくつもブレインストーミングし、それを書き出してほしい。
- 生活の中で自分自身を定義するのに使いたい言葉は…
- これらのうち、自分の基準として自分自身をどうとらえるかを表す3つの言葉は…
- これら3つの言葉をそれぞれ選んだ理由は…
どうでしょうか?
ここまで書かれていたら、少しずつ取り組んでいけると思いませんか?
自分の人生や生活を変えたいと思った時、そう思っただけでは何も変わりません。
考え方を変え、行動を変えるしかないのです。
「こうなったらいいのに」
「ああいう人になれたらいいのに」
そう願っているだけではダメだということを、私はこの数年で嫌というほど理解しました。
この本は、満たされた人生を送るために、考え方と行動を変える一助になってくれるはずです。
[…] […]